こわい〜、こわ〜!

と幼児のか細い声が会場内に響く伊丹市立美術館の棚田康司「たちのぼる。」展へ!

“面白そうな木彫のんがあるでぇ!”
ってお誘いでお昼前からのお出かけ。
美術館に入り2階展示室を観ているとどこからか
こわい〜こわい〜
とか細い声が小さく響き聞こえてきました。
声をたどるとお母さんの押すベビーカートにのった女の子です。
作品はこんなんで“きもかわいい〜”というもので幼児にすれば怖いのは確かです。

この子の「こわい〜こわい〜」という声は、耳障りで不快なものではなく、
“うんうん、確かに”って感じで微笑み共感でき、より面白く作品を観る事ができました。
まぁ、会場はこの親子と私たちの貸切り状態でしたから他に訝る人もなく、
恐縮状態のお母さんが無理やり女の子の口を塞ぐ事もなく良かったです。
会場を出てこの女の子に“バイバイ!”と手を振ったら、
よそ見しながらちょこっと手を振り返したくれたのが可愛いかったです!
あぁ!棚田康司「たちのぼる。」展、面白かったですよ!!