さむい。

yosihira2007-05-01

今日の一品   鮪  750円

オーストラリア産“蓄養マグロ”のミナミマグロです。
部位でいうと、中トロあたりになります。
天然の物に比べると旨味は弱いですが、
これはこれで十分に美味しいです。
“蓄養”とは言葉通り「蓄え養う」養殖方法です。
幼魚(若魚)や成魚(成長した魚)マグロを捕らえて生け簀で育てたマグロです。
地中海、メキシコ、オーストラリアなどで行われています。
国内でも、和歌山の串本、沖縄、奄美大島、長崎などで行われています。
国内の場合は、稚魚(卵からかえったばかりの魚)から育てたいます。
近年、和歌山の串本では、卵からふ化させて行う完全養殖も始まりました。
ですから、国外産の物と区別ために“養殖マグロ”と言っています。
日本農林規格(JAS)法での表記では給餌した水産物はすべて“養殖”に義務付けられています。
ですから、店頭では“養殖マグロ”も“蓄養マグロ”も同じ“養殖マグロ”という表記になっています。
気になる方は、産地表記をお確かめ下さいね。
ちなみに、マグロの養殖用生け簀は直径約50mもあります!