久々のお月さんも寒さでちじこんでました。半分近くまで。
月明かりが弱くなって星々が輝きを取り戻したようです。
その分、冷え込みがきつかったです。でも昼間のお日さんは春を思わせる暖かさでした。
今日の一品 さよりのお造り 500円
わさび、ポン酢、酢味噌で!
さよりは酢じめ、昆布締めでもいけます。
食感と旨み 2 活け〆について
活け〆とは魚の首の骨と尾を切り、血抜きを兼ねて死後硬直を遅らす作業です。
さらに近年、針をする(神経を抜く)と言って、
細い針金を背骨の上に通して、神経を抜き取ります。
こうする事でより長くの時間、死後硬直を遅らす事できるよう成りました。
死後硬直を遅らす=生きている時と同じ身の状態(活け)を保つ事です。
長時間(夜まで)、活けの状態でお造り食べる事が出来るように成りました。
魚介類の死後変化を言うと
1しめる=死→ 2硬直開始→ 3完全硬直→ 4解硬*1→ 5軟化→ 6腐敗
活けの状態1〜2、 生きが良い(生食可)1〜4の途中、 鮮魚1〜5前半、と成り、身に旨みが増してくるのが2以降です。
各過程で違った食感と旨みが楽しめます。
*1:硬く成った身が軟らかく成って行く過程