子供は鋭い

今日の一品 　　　大根のけん

以前に書きましたが、
うちは手仕事で大根を桂むきにして“けん”を作っています。
昨日の夕方に来られたお客さんが開口一番、
「手抜きな事しとったらお客さん減るでぇ！（笑」
と、“えっ！”と言うと
「昨日、孫がゆうとったで『今日の大根、ぶっといなぁ！』って、
せやから孫にゆうといた『魚屋のおっちゃんの手抜きや！』って（笑
そしたら真面目な顔してゆうんや、
『おっちゃんにゆうとき、“そんなんしとったらお客減るで！”って』て。
そんで孫にゆうてん、
『おっちゃんにゆうとく“真面目に仕事せなあかんでぇ”って』、
そしたら孫、うなずいとったわ（笑」
このお孫さんは魚好きなお子さんで
いつもおじいさんの晩酌のお造りを二切れ三切れと大根のけんを貰ってるんです。
だからご注文の時も「おじいさんの分と孫の二切れほど。」って。
それで私は、
“それはどうもありがたいご指摘を、それではお孫さんにお伝え下さい、
『おっちゃんはこれからは真面目にお仕事します。
頭を丸坊主して、とても反省しています。』て”
「なにゆうとん、あんたの坊主、うちの子、前からしっとうがな（笑」
“やっぱ子供は騙せませんか！（笑）
ほな『おっちゃん、ちゃんと仕事するから。』とゆうといて下さい。”
「わかった！ちゃんとゆうとく！（笑」
って事があり、今朝は真面目に“けん”の仕事をしました。
ちまみに、今日の“けん”と“ぶっといの”のとの比較、
(全体比較として竹串を置きました。）

ほんと、子供は誤魔化せません、正直です！
だから最高のお目付け役です。
これからも、鋭い指摘をよろしくお願いします！

こんなお姉さんたちからは優しい指摘を

Catfights and Spotlights