シャクシャク・トントン

今日の一品　　　丸はげの薄造り

養殖の丸はげ（かわはぎ）の薄造りです。
お好みでという事で、わさびとポン酢用の薬味*1をセットしています。
画像にはありませんが、肝とアラも付いています。
汁物や小鍋にどうぞ。
肝をさっと湯にして醤油やポン酢に溶いてお造りを絡めて食べるのもいいですよ。

画像にある薬味の葱を “シャクシャクシャク・トントントン” と
小気味よい音とリズムで刻みました。
と書くとええ仕事をしているようでがダメ仕事なんです。
“シャクシャク” は葱を刻む音、“トントン” は包丁がまな板に当たる音です。
音がするのは、切れない包丁で力任せに刻み仕事をしているからです。
特に “トントン” がダメです、
包丁を強くまな板に当てているので切れない包丁が余計に切れなくなります。
そうなんです、分かっているなら研いでから仕事をしろ！ って事です。
結局、途中で包丁を研ぐ事に。
それで10分ほどで済む仕事が1時間余りにも。
（研いですぐの包丁は、金気（かなけ）があるのですぐに使えません。）
やっぱり道具は正直です、ちゃんと手入れしないとだめですね。
それに刻んだ葱も正直です、張り・艶、それと一番に風味が違います。
“分かっとんねんやったら、きっちとやる！” これです。
みなさんの台所でも “シャクシャク”“トントン” といい音していますか！（笑

今日は、こんなのを

ROCK'N ROLL JESUS

*1:刻み葱・もみじおろし・すだち