“しめる”と“しまり”

yosihira2008-10-03

今日の一品   天シオの造り

天然シオ(かんぱちの幼魚)の腹身の造りです。
台風は沿岸から離れた太平洋上を走りましたが、
しかし影響はあって全体的に入荷が少なくです。
まぁ、週明けに回復するでしょう。

“しめる”と“しまり”

9/30に縞鯵の切り身をUPした時に
仲買のお兄さんとの会話で、「しまりが…。」と書きました。
“しまり”とはという事と、お客さんがよく勘違いされる
“しめてある”“しまってる”を説明します。
“しめてある”とは、活け〆(しめ)をしてある状態で、
活け〆をする事を“しめ(〆)る”といいます。
“活け〆”とは、魚の頭の付け根付近の中骨(人間でいう延髄)を切り
神経伝達を遮断して死後硬直を遅らす処置です。
簡単いうと、脳から各細胞に、
「死にましたんで、おたくらも休んでもれてよろしいさかいに。」
て感じのお知らせが直接伝わらんようにして
各細胞が「なんかおかしいなぁ、死んどんちゃう」て気が付くまで時間稼ぎする事です。
そして死後硬直で硬くなった状態を“しまってる(しまり)”と言います。
また、活け〆をしてからしまるまでの身の状態*1
“活かってる(いかってる)”といいます。
解りましたか?、解らない言葉がありましたらお知らせください、
私の解る範囲でお答えしますので。



今日はこのお姉さんを、

Kellie Pickler (W/Dvd) (Snyp)

Kellie Pickler (W/Dvd) (Snyp)

*1:生きている時と同じか近い状態