onkoさんへ

4/15のonokoさんのコメントで、
「氷冷保存?もう少し分かりやすくお願いします。」との事で少し書きます。


私は“氷冷保存”と書いていますが、一般的には“氷温保存”と言います。
“氷温”とは“−1℃”位で0℃以下で凍らない状態の温度帯です。
でもうちでは氷の中での保存で“0℃”近くなので“氷冷保存”と言っています。
日本工業規格(JIS)での表示では、
“チルド・0℃”“氷温・−1℃”“パーシャル・−3℃”近辺の温度帯となっていて、
“チルド”は「食品が凍り始める直前の温度帯」
“氷温”は「0℃以下で凍らない状態の温度帯」
“パーシャル”は「食品が少し凍った状態になる温度帯」です
“チルド”と“氷温”は重なる所があり、
家庭の冷蔵庫の“チルド”の設定は“−2〜2℃”になっているのが多いです。
だからうちの“氷冷保存”は“チルド保存”と言ってもいいんですね。
“氷温保存”の利点を、
この温度帯では、食品が冬眠状態のようになり鮮度を保つことができ、
なにより食品自体が凍結を避けるための防衛反応により旨味成分*1がまします。
簡単にいうと、より良く熟成して美味しいのが長続きするってことですね!


“氷温保存”って雪国や寒い地方の人たちは、昔から“生活の知恵”として
「秋に収穫したものや秋に造ったお漬物や味噌や干物を
 冬に氷や雪の下に保存すると美味しくなる」
ってやっていますよね。
やっぱり人は、美味しい物は理屈なく分かるんですね!



今日はこんなお姉さんを、






When You Can Fly

PS、onokoさん、分かりましたか。
  逆に私の方が色々と復習でき、ありがとうございました。

*1:アミノ酸・糖分